家庭用レーザーカッター FABOOL Laser Mini レビュー



クラウドファンディングで出資したレーザーカッター、FABOOL Laser Miniが遂に到着しました!

5万円台(※クラウドファンディング時)のレーザーカッターということで、個人用途や家庭用として、絶大な人気を誇っています。

FABOOLが出る前からSMART DIYsで扱っていた製品で、Smart Laser Miniというのもありました。
性能はほぼ一緒のようですが、組み立てが簡易化されたそうです。

さてさて、早速届いたFABOOLを組み立てていきましょう!

FABOOL到着

Fabool mini本体と、付属で紙やバルサ材がついていました。
緑色のものがあると途端にお洒落に見えてくるねっ!

箱を開けると、細かいパーツがてんこもり。
こ、これを組み上げるのか。
出来るかな。。

FABOOL部品

FABOOL Laser Miniの組み立て

組み立て手順は、下記に詳しく載っています。
FABOOL Laser Mini 組み立て・操作マニュアル

モーターユニットの組み上げ。これは30分程度。

FABOOL組み立て モーターユニット

X軸を、ベルトの調整等をしながら組み上げ。
ここで1時間。

FABOOL組み立て X軸

Y軸を作ります。
ここで1時間。
形になってきましたね。

FABOOL組み立て Y軸

基板を取り付け、配線をします。
これが時間かかった!
2時間くらい。

FABOOL組み立て 配線

最後に基板部にカバーをして、レーザーを取り付けて完成です。
この作業が30分くらい。

FABOOL組み立て レーザーユニット取り付け

合計5時間くらいかかってますね。
不覚…!

スイッチ等はなく、電源を繋いで即起動です。
青いランプが付いて、基板部のファンと、レーザーユニットのファンが回れば一応OKです。
(その後のソフト操作できちんと原点復帰すれば、もう完璧!)

FABOOL動作確認

この時点でレーザーが点いていると不良ということなので、SMART DIYsに連絡しましょう。

下敷きの用意

本体の下に下敷き代わりのものを用意する必要があります。
でないと机が切れてしまいますからね。

公式では専用カバーをお勧めしていましたが、やはり高価なので、なんとか自分で用意したいところです。
火事の心配がないものとしてはやっぱり金属板ですが、レーザーの反射光があるので常に保護めがねをかける必要性が出てきます。

今後は金属板を用意して必ず保護めがねをかけることとして、今はとにかく試し斬りをしてみたいのでダンボールで代用しました。
安全の保証ができませんので、真似はしないでくださいね!

FABOOL使用時全景

PCもFABOOLの横に移動させ、準備万端です☆

データの用意

まずはFABOOLのドライバをインストール。
FABOOL本体からUSBをPCに繋いで、AC電源も繋いでおきます。
PCが本体を認識して、ドライバも認識するまで数分かかりました。

ソフトウェアを起動します。
起動といっても、オンラインソフトなのでWebページを開くだけです。

ソフトへのリンクや、サンプルデータはこちらのページです。

右上が「接続」表示になっていることを確認します。
原点復帰ボタンを押して、装置が正常に動くことを確認します。

サンプルデータを開き、公式の解説の通りにレーザー強度を設定していきます。
ちなみにサンプルデータをただ開くだけだと、画像が端に行き過ぎていてエラーとなりますので、少し端から離す必要があります。

FABOOLサンプルデータ

これね、すごいんですよ。
色によって、レーザー強度を指定できるんです。

サンプルデータでは
・黒は強度80で1回だけの照射→刻印のみ
・ピンクは強度100を2回照射→カット

このように色を変えたデータを作成すれば、一度で刻印+カットができてしまうわけですね。
すごいなぁ。

FABOOL 試し斬り!

遂にやってきました、動作確認です!

最初はこのくらいの位置にバルサ材を置きました。
(試し切り用としてついてきた、1mm厚・A4サイズのバルサシートです)

FABOOL素材セット位置

そしてスタートボタン押下!

FABOOLが場所を定め、レーザー照射をしていきます。

FABOOL刻印中

数秒して、焼け焦げた匂いと少しの煙。
慣れればなんてことありませんが、初めてだとビビります。
どちらにせよ換気はしっかりしましょう。

ソフトウェアでの指示通りに、文字部分は1回だけ、外周部分は2回、レーザーが照射されていきます。

FABOOLサンプルデータカット中

20秒ほどで照射完了!
見事に1mm厚バルサ材がくりぬかれています!
刻印もばっちり。

FABOOLサンプルデータカット後

レーザーで焼き切っているので、切り口は焼け焦げています。
でもこれがまた味があって逆にかっこいいですね。

FABOOL切断面

バルサ材の下はどうなったかというと、ダンボールに少し切れ目が入っています。
やはり下にはしっかりとした下敷きを用意しないと駄目そうですね。

FABOOL下敷きの様子

海苔を切ってみる

今回こちらのFABOOLを購入したのには、目論見が2つあります。

1つは、アクセサリーへの封入パーツ作り。
もう1つが、子どものキャラ弁に使う海苔作り。

その海苔の方に挑戦です。

ポケモンGOでビビリダマをゲットしてきたばかりの我が息子。
リクエストはビビリダマだそうです。
何そのモンスター…?知らないんですケド…。

ネットで拾ってきた画像を、フリーソフトでモノトーンに。
家には小さい卓上のりしかなかったので、そのサイズに画像を合わせます。
(実際には、ソフトでは寸法不明なので、先ほど切り抜いたデータから、大体のサイズを予測するしかありませんでした。)

そして、カットスタート!

今回はネットから拾ってきた画像なので、ベクターではなくラスターです。
(ベクター:イラレなどで使う、ベクトル計算で描かれた画像。
ラスター:フォトショなどで使う、ドットの集合で描かれた画像)

その為、先ほどのベクターのように、円を切るときに円形の動きをしたりはしません。
ひたすら左から右へ実直にレーザー打刻を繰り返していきます。

なので時間がかかるかかる。
2.5cm四方くらいの小さいイラストなのに、5分近くかかりました。

そして出来上がったものは…?

FABOOL海苔カット失敗

下敷きのダンボールには綺麗に絵が入っていますが、肝心の海苔の方がめちゃくちゃ。
恐らくラスターで無理矢理焼いていったせいでしょう。

この件で学んだこと。

刻印ならラスターデータでもいいけれど、切り抜くならベクターデータ必須!

海苔がもったいないので食べたのですが、かなり焦げ臭い。。
この点においても、やはりラスターで海苔を切るべきではないですね。

FABOOL 極小パーツの切り取りテスト ~炎上の果てに得たもの~

続いてもう一つの目的。
アクセサリー封入用の極小パーツの製造です。

今回、クラウドファンディングでMakuake様を使わせていただけることになったので、Makuake限定アクセサリーを作ろうとしています。
φ1.1cmという小ささで、Makuakeロゴを打ち抜きます。

ネットから探してきたMakuakeロゴから、フリーソフトでエッジ抽出。
今度はちゃんとベクターデータです。
そのデータでカット開始。

するとしばらくして…

メラ…

メラメラ…

メラメラメラメラ

バルサ材が燃え出しました!!!!

そんなに大きく火があがったわけではなく、バルサ材の端が3mmくらいの火を上げて燃え広がっただけで、その広がりもすぐに消えました。
とはいえ、結構焦りました。

手元に水を用意して再挑戦です。(懲りてない

燃えてしまったのはなにがいけなかったのでしょうか。
下の画像の、右の方が燃えてしまったデータです。

レーザーカッター 良いデータ・悪いデータ

狭い幅で二重にラインがひかれているのがお分かりになりますでしょうか。
恐らくこれが炎上の原因です。

横着せず、丁寧に一重線のベクターデータを作り直しました。
少し線幅などをオリジナルより太くして、線間を少しでも多く確保します。
そして出来たのが上記画像の左の方の図ですね。

こちらのデータで再挑戦です。
パワー100で2回なぞる設定です。

FABOOLアクセサリーパーツの切り抜き

今度は上手くいきました!!!

FABOOL極小パーツカット成功

左の焼け焦げた部分が、先ほどの炎上騒ぎのときのものです。(笑

この件で学んだこと。

カットライン二重注意!必ず一重で!

個人レビュー

他のレーザーカッターを使用したことがないので、レビューなんて偉そうなことが出来る立場ではありませんが、個人的な感想を。

個人用のレーザーカッターとしては、かなり満足がいく性能でした。
多少使い方やデータ作りにコツが必要でしたが、自分の用途範囲でのコツを掴んでいけば、十分なものが作れそうです。

DIYやもの作りをする人で、ベクターデータを自在に作れますって人にはすごくお勧めです!
日々の、「こんなもの売ってないかな、なんとか作れないもんかな」の悩みを一気に解決してくれるので、すごくストレスが減りますよ☆

スペースは結構とります。
専用のワーキングテーブルを用意できる環境でないと、普段使いは厳しいかな。

あとは個人的には、海苔さえ上手く切れれば満点ですね。
これはこれからじっくりFABOOLと向き合って、コツをつかんでいきたいと思います。
上手く切れたら、キャラ弁と共に成果を発表いたしますね☆

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Fabool laser miniについてきたような軽い木材は、バルサ材というものです。
「バルサシート」という名称で、ホームセンターなどに置いてあります。
ホームセンターで見つからなかった方はこちらからどうぞ。

バルサシート(2枚入り) 【1×80×600mm】

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感想(1件)

続編。下敷きを買いました。

レーザーカッターFabool laser miniとアクリル -下敷きや2mm厚アクリルカットのお話-
5万円台の個人用レーザーカッター、Fabool laser miniでアクリルを切ってみたいと思います。その前に、前回の懸念事項だった下敷きの件について。下敷きにアクリル板段...

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  1. 翔太∞ 2016.11.02 7:21pm

    初めまして!
    僕はスチレンボードの素材を綺麗に切れるレーザーカッターを探してる者なんですが、
    発泡スチロールで切った場合、どのような状態になるのでしょうか。

    • 電気女子
      電気女子 2016.11.03 1:14am

      こんばんは!
      当サイトへのご訪問ありがとうございます。
      残念ながら、Faboolでは発砲スチロールに対しては切断も刻印も「×」となっているので、厳しいと思われます。

      実際に実験してお見せしたいのはやまやまなのですが、推奨されていない素材を使うことは火災などの恐れもありますので、すみませんがご対応できません。

      実際にレーザーを当てたときにどのようになるのか知りたいということであれば、Faboolを製造されているSmartDIYs様に直接聞いたほうが良いかもしれません。
      なぜ「×」となっているのかの理由もわかるかも??
      お力になれずすみません。

Rippoutai管理人


モノづくり起業を応援するRippoutai管理人、電気女子の顔写真です


電気女子(はまこ)

ワーキングマザーをしながら、サイドビジネスで小型電子モジュールの製造・販売をしています。
クラウドファンディングで1000%支援達成の実績あり。

モノづくり副業応援!
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