山梨県内の女性向け起業セミナーCo+Shegotoに先週から中途参加しています。
先週は第3回目で、女性が逃げがちなお金の話から目を逸らしちゃいけないよ、というのがテーマでした。
その回では、
- 貸借対照表
- 損益計算書
- キャッシュフロー計算書
のイメージが湧くよう、実際の計算も交えて優しくレクチャーしてくれました。
利益率の使い方
講義自体は優しいと感じましたが、知らないこともありました。
たとえば、
600円のお茶を仕入れて1000円で売る場合、4万円の利益が欲しければいくらを売り上げればよいか
という問題です。
簡単ですね。
一個売るごとに400円の利益なので、4万円の利益が欲しければ100個売ればよい。
つまり、10万円売り上げればよいわけです。
ですが、経理の世界では利益率を用いて算出するのが一般的だそうです。
売価1000円に対して利益は400円なので、利益率は40%。
4万円の利益が欲しい場合は、4万円÷40%=売上高10万円
のようにして売上高を算出するのだとか。
へぇぇー。
いまいちスッと入ってこないですけど、慣れれば違うのかな。
このように利益率で計算していくのが一般的なので、自分がやっていくビジネスの業種がだいたいどのくらいの原価率でやっているのかはちゃんと把握しておいたほうがいいよ、とのことでした。
業種毎の原価率
外食が原価率30%というのは有名な話ですね。
しかし、他の業種の原価率は全然知りませんっ。
調べてみましょう。
売り上げ原価率はこちらを参考にしました。
http://industry.ediunet.jp/choice/525/
気になるところを見ていきましょう。
ちなみに原価率は、「(売上原価)÷(売上高)で、低いほどよい。」とのことです。
電気業:102%
電気業というのは、電力会社とかのことです。
102%!?赤字じゃん!
どういうことかよくわからないです。
電気機械器具製造業:73%
電化製品やPCなどがこのジャンルです。
私の作っているモジュールはこれに入りますね。
結構原価率高いんですね。
土地代とか製造設備、光熱費がかかるんだろうな。
「部品代は製品代の1/3以下にしなければ、とてもじゃないがやっていけない」
と聞いているので、差分の40%がこのような設備代なのでしょうね。
私は部品の原価率だけで40%なので、まぁヤバいですね。
ちょっと真剣に考えないといけないかもしれません。
その他サービス業:65%
美容院とか特許事務所とかですね。
思ったよりかかってますね。
これも土地代とか設備、OA機器とかがかかるのかな。
ここから主なコストである人件費がかかってくるので、サービス業はキツそうですね。
小売業:62%
スーパーやコンビニですね。
外食も入ってしまってこの数字です。
相当幅がありそうなジャンルではありますけど、平均しちゃうとこんな感じみたいです。
証券業:19%
ダントツで低い原価率!
やっぱり証券って儲かるんですかね。
きちんと原価を計算しよう
自分の原価率がどうやらヤバそうだ、ということまではわかりました。
「なんとなくやっていけてるからいいや―」じゃ駄目なんだと思い知りました。
部品原価だけではなく、きちんと家賃や光熱費の按分も計算しないといけないですね。
ついに会計ソフトに手を出す時期が来たか…!?
まだ確定申告までかなり余裕があるので、ゆっくりじっくり経理と向き合っていきたいと思います。
レポート – co+shegoto 女性起業家支援
2016.10.12 Wed co+shegoto 講座vol.3 『事業計画書のつくり方』
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